“Swing Journal”1999年12月号
「最新ジャズ輸入盤必聴アルバム32」
未知の才能、未体験サウンドを確認!
リーダー以下5人編成のメンバーは全員詳細不明。
だがバンドは緊密なコンビネーションを表出しており、個々のポテンシャルはかなりなもの。
まるで別な曲みたいなバラードの<ヤードバード組曲>には意表を突かれた。
“DISK UNION”今月の「押してもダメなら押してみな」
12月’99New Release Information
Toru Dodoは百々徹と書く。
バークリー出身の27歳。フレッシュなNY在住の新人ピアニストである。
バークリーと聞くと優等生的な演奏が鼻についたりしてチッと思うことがほとんどなのだが、この盤は違う。
ジャズのハート、というかスピリッツがある。良く聞こえるピアノ。音の大きさではなく、主張してくる何かがあるから耳に飛び込んでくるのだ。そういう意味では実にモンク的。とはいえサックス陣もやはり並みのプレイではない。
このプレイをしているのが20歳そこそこの若者だからまた驚く。藤井郷子、加納美佐子、藤山佑子など日本のピアニストがNYで活躍する昨今、またひとり凄い新人の登場に、嬉しい限り。斬新で新鮮なハードパップです。
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